母の話

姉と半日話していて、母の思い出になった。
姉は今、姑さんを見ている。私は2年前95歳の姑を見送った。
姉の姑さんも私の姑も、いつも嫁に側にいて欲しがった。
嫁にと言うより、誰かにいて欲しかったのだろう。
姑が圧迫骨折でしばらく入院したときには、姑は言った。
「はなちゃん、売店にパンを売っているからそれを食べて昼からもいて」と。
我が家は、夫も結構見に行ってくれたのだが、姉の場合はそうでもないようだ。

「お母さん、本当は寂しかったんだろうね」と言うことになった。
母は20年間寝たきりであった。
寂しかっただろうと、今になってつくづく思った。
もっとあいに言ってあげればよかった。
でも「後悔先に立たず」。

母は私を引きとどめることも一切なかった。
「あなたは遠いんだから気をつけて帰りなさい」といつも言われた。
そんなことを姉と話していた。
親の思いだったのだ。

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この記事へのコメント

2016年10月05日 14:31
親はいつまでも親なんですよね。子供が大きくなっても、どんなに大きくなっても、やはり親は親、子供は子供でしかないんですよね。
幸い僕達夫婦にはどちらも母はまだ元気です。
でも、どちらも父は死んでいます。
そんな父が、僕が大きくなってお金に困っているわけもないのに、オレオレ詐欺にひっかかってしまい危うくお金を払いそうになりました。
その時の親父の言葉「○○(僕のこと)が困って頼ってくることなんか滅多にないんだからすぐにでも助けてやらなければならない」っていぶかる母を押し切ったんだって。
何やってるのって言ってしまったけれど、僕は50過ぎてしっかりしていても親父には子供でしかなかったんだなと今更ながら思います。
「親父ありがとう!」なんて言わないうちに亡くなってしまったけれど、やはりその気持ちにはお礼を言ってあげれば良かったなあ。
2016年12月01日 07:48
はるばるさん
お父様の言葉、とてもしみいります。
専業農家だった私の父は、「嫁入り道具は一切いらない」と言った私に「ピアノだけはやりたい」といわゆる「土方」をしてピアノを持たせてくれました。
もう弾かないのに手放せないですね。

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