とりそば鍋を食べに

昨日ようやく体調回復した私は、夕食を作る元気はなかったので、
年末に昔の友人に忘年会にと誘われて美味しかったおそば屋さんに出掛けた。
とても感動したので、今度は虎ちゃんと行きたいと思ったのだった。

虎ちゃんは鍋だからとビールを注文したものの、結局そばを味わうためにビールはほとんどのみ残してしまった。
ビールはいつでも飲めるけれど、このそばはここでしか味わえないと言うことだ。
(画像がなくて残念m(_ _)m)

いつものようにデジカメ忘れの私だったが、最初は鶏肉と、生姜やタマネギの入ったミンチを入れて出汁が出るまでに、店主がそば粉を練ってきて、スプーンで一口ずつに切って鍋の中に入れてくれる。すべて地元産のそば粉という事らしいが、これが、山芋を食べているようにつるつるしていて美味しい。
野菜はすべて店主の自家菜園のものだとか。
注文があったので水菜を根っこから取ってきたという話をしていた。白菜も雪の中から掘ってきたと・・・・。
確かに新鮮で甘みがある。

辛みの好きな私は、店主自家製の南蛮を食べてあまりの辛さに驚いた。店主も畑で初めて収穫できた時、かじって驚いたといっていたくらい辛かった。でも、おいしかった。口の中も体も温まった。

前菜に出された地元料理「ニシン寿司」は野菜とニシンの麹漬けで、私も学びに行ったこともあるのだが、とても美味しく漬けられていた。 スーパーの市販の物とは全く違う。 せっかく習ったのに、虎ちゃんがあまり好きじゃないので私も作らなくなった。

私はもちろんだが、虎ちゃんはたった1本のビールを飲みきれないくらいたくさん食べて、最後に雑炊もあるというのだが、もう駄目だろうと断った。店主に言わせると、近所の人がこの「鶏そば鍋」を食べに来る時、鍋を持ってくる人もあるとか。つまり、残っただし汁を持って帰って、次の日に雑炊にするのだとか。私も思わず、「今度来る時は鍋を持って来ます」と言ってしまった。 40年間和食料理人だった店主は、いろいろためしてそばと合うのは鶏肉だと確信して、彼なりのだしをとっていろいろ研究した様子だ。

そば粉は9割でつなぎは1割だとか、昔、祖母が作ってくれたぶつぶつのそばの香りがした。これはまた、虎太郎や虎次郎にも教えなくてはならないと思った。
退職してからはほとんど外食などしなかった私達だが、たまにはこんなのもいいかなあと思った。姑が在宅の時には外食などほとんど御縁がなかったので、その習慣が残っているのだけれど、姑のいない時の私達、たまには外食ぐらい楽しんでも良いかなって^^

今度、機会があったら、虎太郎や虎次郎達にも教えたい看板も分からない小さなお店だった。温かな店主が一人でやっているお店なのだ。

おなか一杯になって、雑炊ももうだめだと断ったのに、虎ちゃんはビールも半分以上飲み残しているのに。
店主は、「おはぎ、どうですか?」「いえ、もう十分に頂きました、結構です」と言ったのに。
「今作ったばかりですよ、じゃ、一つだけ半分ずつにして食べて頂きませんか?」

すでにアップアップの私達夫婦ではあったが、1個のおはぎに二つのお皿。食べてびっくり@@ 
温かいご飯に、温かい小豆、今作ったばかりというのが一目瞭然の柔らかくて、甘さを感じさせる適度な塩味のおはぎ、なるほど店主の自慢の一品なんだとは十分に理解できた。満腹だった虎ちゃんなのに、何十年ぶりに「うん、おいしい」と作りたての温かいおはぎを食べた。

 どうやら店主一人で店を切り盛りしているらしい。看板もなく、予約のみ。ほとんどは口コミらしいけれど。私達が食事していた時には、他の客はなかった。こんな第二の人生も素敵だなあと思った。
 そうそう、おろしそばの辛み大根も自分で栽培しているって、紫の物を。またみんなで食べに来なければ・・。

 なんだかね、ふと老後の心意気を感じさせられました。
 

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この記事へのコメント

2013年01月08日 22:38
すてきなお蕎麦屋さんですね~。
私も食べに行きたい~!
2013年01月09日 06:20
mayflowerさん
御主人には、客が美味しいと喜ぶ顔が何よりも嬉しい様子で・・・。
普段は畑仕事をしながら、注文があると料理をするのです。
そばも注文があってから打つようです。
何よりも御主人の温かさがごちそうでした。

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