さぎ草王国から

これは、再投稿なのだけれど。
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 白山(しらやま)安養寺の里は本当にファンタジィに満ちていると思う。今年は「さぎ草王国建国10周年イベント」を大々的にやった。サギ草王国の国歌や国旗まで作ってあるのだ。この遊び心には感服する。特に、田舎に残っているお年寄り達が頑張っているのだから、また素晴らしい。さぎ草を育て、夏には祭りの日にさぎ草の鉢を販売する。流しそうめんなどのイベントも用意されている。
 偶然のご縁でteruteruさんとコラボした「さぎそう物語」もその一つである。私が原作を頼まれて、彼女が挿絵を描いて絵本かできた。
 とにかくド田舎なのだ。スーパーなどない。あるのはバスの停留所の雑貨屋さんのみだ。ビルも一つもない。高校時代に社会科の教師から私はよくからかわれたものだった。「安養寺を歩くには、靴より下駄が似合うだろう」と。どんどん置き忘れられるはずの田舎が、今は何故か熱いのだ。陶土を掘り起こした実家の裸山には、時々市内から低学年が遠足に来て遊ぶという。
 何千鉢ものさぎ草を育てている上隣の家は、ある園芸誌で紹介されて以来、全国から見学者が訪れている。希少生物の保護や、里山保全をしている緑のふるさとは、市内の子供達の自然に触れる活動の場ともなっている。
 ところで、最近米の販売システムが変わったようだ。そこで、今、安養寺の人たちは「さぎ草の里米」の販売に必死だ。ヒロさんは言っていた。「米を販売するために名古屋まで行ったのに、うまくないんや。どうやら水が悪かったらしい」と。先日の新聞には「さぎ草ファームのコシヒカリが知事賞」とあった。30㎏11000円で、低温保管した物が買える。コウノトリを呼び戻すために減農薬農法もしている。弟は、「この米がきちんと売れたら、みどりの里山を続けることが出来るだろう」と言っている。 玄米7分づきで食べれば、ビタミンやミネラルも豊富だという。我が家もこれからはさぎ草ファームのコシヒカリを買うことにする。
 この間、安養寺の米を持って帰ったママが、「子はなちゃんがこの米おいしいと言っていた。米の味が分かるのかしら」と言ってた。分かるんだよ。これから育つ子ども達は、少しでも農薬の少ない米を食べて欲しい物だと思う。

送料別途なのが勧めるにはやや気が引けるが、1度だけでも食べてみたいという人がいたら、ご連絡をm(_ _)m

 実家に行けないときには、私は友人の電気屋さんから米を買う。例のでかいスイカを置いていった人だ。彼も無農薬で農業をしているのだけれど、農薬の空中散布があるので、完全に無農薬とは言えないかも知れないと言っている。次の時代の子ども達のために、少しでも良い環境を残したい物だと思う。

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この記事へのコメント

2010年09月16日 23:02
サギソウのコメってイメージ的にも良いですね。
サギソウも好きですよ。なぜか我が家の水が合わなくて何度か買ったり貰ったりするんですが、どれも2年持たずに枯れてしまうんですよね。
コメはなかなか思うようにいきません。また減反とかで苦労しているようだし、できれば出来たし安くなるし、不作なら高いけれど量が取れないということで困りますね。
2010年09月17日 12:11
はるばるさん
さぎ草米は、米の袋の真ん中に大きくさぎ草の絵が描いてあります。
最近は、米の販売経路が生産者から即消費者に行くようになったので、農家にとってはこれも大変です。
消費者にとっては、農薬の少ない米を選ぶことができる点では有難いですけれど。
日本は食べ物の自給率が低い割に、農業者の生活はあまり保証されているように見えません。

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