惚けるが勝ち?

今日は久しぶりに介護友とあった。姑は在宅なのだが、午前中は虎ちゃんがいるので美容院や買い物など出かけたついでに介護友ともしばらく話した。午後は虎ちゃんが会議に出かけるので時間までに帰宅。

先日介護審査に見えた方は、「アルツハイマーとの診断が10年ほど前におりていますけれど、私はアルツハイマーの方への訪問は苦手なのですよ。感情が安定していないととても難しいので。でも、こちらはすごく安定しておられますね。ご家族の接し方がいいのですね」と言われた。 まあ姑本来の性格もあるのだろう。
それでもさすがにプロ。姑は相手の話を全く理解していなくてもとても上手に対応するのだ。自分から新しい話題を提示することはないが、相手の話の語尾をおうむ返しに繰り返して、さも話がわかったように笑ったり反応したりするのだ。話好きの活発な義姉はいつも自分が一方的に話すので、姑がすっかり普通になったと思っている(夜中の異常行動がなくなったので)「まあ、物忘れなんて、歳を取ったらみんな一緒よね」と。確かにそれもそうで、私自身もその状況に足を踏み込んでいるので否定はしない。プロの介護審査員さんは姑が過去の事をほとんどわからないことに気づいたらしい。「ショートは楽しいですか?」「はい、楽しいです。」「どんなことをしますか?」「いろいろします」と言うような調子で対話としては全く正常なのだが、そんな繰り返しの中でかなり姑の認知症を理解したらしい。。

友人の美容師さんと話していたら、「なんかお婆ちゃん可愛らしいね」と言われた。確かに、悪気がなくて、全面的に私に頼っているのだ。介護友のお母さんなどは、自分のできなくなったことや娘に世話をかけていることなどに自分を苛むようだが、姑にはそんな様子は全くないので、私も姑も楽だと言えるだろう。

でも、私がこの後老いたら、やはり姑のようには過ごせないだろうと思う。
最近、周囲で流行っている言葉、「歳を取ったら惚けたら勝ちよ。早く惚けた方が勝ち」
でもな、そんな問題ではないような気もしている。

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この記事へのコメント

2012年08月28日 21:53
ほんと、昔からよくいいますね。
「ボケるが勝ち」

自分がそうなったら。。。
どうなるんでしょ!
2012年08月28日 23:28
何が「勝ち」なんでしょうね~?
「トク」ってことでしょうかね~? 自分は苦労なく、周りに苦労させるから「勝ち」?
家族に苦労かけて「勝ち」っておかしいですよね。
だれも、好き好んでボケたりしないんだから。老いるって、つらいことですよね。
2012年08月29日 14:23
少しはボケてしまえれば
楽になるだろうなあ・・・
と亡父が申しておりました。

でも、周囲は大変ですよね。
はなさんのご苦労には
いつも頭が下がります。
2012年08月29日 14:28
kyabetuさん
できることなら、できるだけ自分の事を自分でできるのがいいですね。
私の知っている人の中では、一人暮らしのお年寄りは案外、認知症にならないようです。
誰にも頼らずに、日常生活の段取りを自分で考えるからでしょうね。
せめて食事だけでも、できるだけ時分で作っていきたいと思いますね。
2012年08月29日 14:36
mayflowerさん
本当に、小さい子供を見ていると次々とできることが増えているのに、私達は老いと共に次々とできないことが増えています。
老いるとは寂しいことですけれど、自分の人生をできるだけ投げないことが大切だと思います。

ある人が言いました。
「でも、もう一度若くなりたいとは思わない。一生懸命生きてきて、やっとここまで来たのだから」
昨日に続く今日、今日に続く明日を積み重ねて未来があるのだと実感しました。
2012年08月29日 14:48
ベラさん
よくわかります。
私の介護友のお母さんも、いろいろなことが一人でできなくなって、家族に迷惑をかけることがとても苦痛なようです。
お孫さん夫婦と同居しており、お孫さんは、
「いいんだよ、婆ちゃんは今まで頑張って生きてきたんだから、もう体が動かなくなったら、家族の世話になって美味しいものを食べることを考えていればいいんだよ」と言うそうです。
友人のお母さんは、友人が介護のために体を壊して、施設に入りましたが、施設の人の世話になることが辛くてトイレに行かないように水を制限したりして、神経の病気になってしまったようです。
それも気の毒でした。
彼女は90歳を越えても、私が訪れるときちんと私を認識するような人でした。
人それぞれの性格もあるのでしょうね。
2012年08月29日 15:59
若くて元気で時間がある人がいればいいけれどね。
老々介護になって、介護者が具合悪くなって二人とも孤独死(?)なんて嫌ですよね。
そうならないように頑張りたい!でもどうしたらボケないのやら?麻雀とか編み物とか、頭と手を使うものがいいとは言うけれど・・・。
2012年08月29日 19:30
はるぱるさん
本当にその通りです。
私も最近体調不良の時があるので、いささか心配です。
今、私が倒れたらこの家族はどうなるのだろうと思うと、病院に行くのも怖いです。

先日久しぶりにやってきた義姉に
「婆ちゃんは手がかからないから楽よねえ」と言われて、
「そうですよ、とても楽ですよ。月に1週間ぐらいはお義姉さんの所に滞在するのなんかどうですか?娘の所に行けばまた、気晴らしになるかも知れません」と言ってしまいました。第二の人生を謳歌している義姉は、慌てて即否定しました。
私も冗談だったのですけれど。
惚けないために、自分の生活はなるべく自分で努力しようと思っていますが、病気は仕方ないですね。

姑は麻雀好きで、いつも社宅で麻雀をしていたようです。
次男が姑のために麻雀のマットを買ってきてくれました。
でも、以前は安い手でひたすら逃げて最後にはトントンだった姑が、半ちゃんも行かないうちに箱になっていました。
そのうち、孫が姑の麻雀の相手をポンジャン感覚でやっていますが、今はそれもやる気がないようです。
仕方ないですね。

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