風邪

 体調不良の姑は昨日の朝はちょっと元気になったように見えた。
 朝食は、おかゆを炊いて、柔らかな炒り卵を作ったら、おかゆも卵も完食したので安心した。夕方は昨日よりずっと元気になっていて、夕食前に出て来て、テーブルの上にある洋菓子を食べ始めたので、お茶を入れてあげた。 夕食は姑の好物ばかり準備した。 塩分は控えるように言われているのだが、今夜ばかりは、最近出すことの少ない、好物の鯖のへしこ(ぬか漬け)を出したら、おかゆをお代わりして食べた。 
 タイミング良く、今日は病院に行く日なので状況を説明して診てもらった。今まではがんがん食欲があり、私よりもよく食べる姑だっただけに、突然食べなかった一昨日はびっくりした次第である。年末に父が肺炎で急逝したので肺炎だったらと心配した。内科の先生は虎ちゃんのパド仲間で、とても丁寧に検査をしてくださった。肺炎ではないということでひとまずホッとした。
 もとより、好き嫌いの多い姑なので、体調の悪いときには嫌いな物を我慢して食べる気にならないのだろう。姑の好物ばかりを準備しているので、夕食もよく食べてホッとした。好物のカボチャの煮物は、私は酒だけで炊く。水も他の調味料も一切入れないが、カボチャの旨みが出てくる。姑はこれが好きだ。
 水なしで酒だけで炊くのには「白ネギ」もある。これは味付けに塩のみ使う、虎ちゃんはこうしてとろとろに炊いた白ネギが好きなのだ。 
 買ってきた近くのお総菜屋さんの昆布巻きは美味しくて、昔から姑はこれが好きだった。そう言えば、子供の頃は祭などになると、大きな鍋にいっぱいの昆布巻きを1日かかって炊いていた。箸を芯にしてニシンを沿わせ、それを昆布できっちりと巻いていた。巻き終わってすっと箸を抜くと、がっちりとした昆布巻きができたのだった。総菜屋さんのはゆったりと巻いてあるが、それはそれで味がいい。
 「好きな物を腹八分目」感謝しながら食べるのが一番いいと言われる。口から食べることが一番元気の素だから、しのごの言ってはいられない。食事の後に、美味しそうなどら焼きを勧めたら、それも半分食べて、「残りは後で食べよう」と取っておいた。後で覚えているといいのだが・・・。
 野菜たっぷりのオムレツは、姑の分は作らなかったが、それは正解だった。付け合わせなど、もってのほかと言う表情だった。ほうれん草とシメジのおひたし、香り付けに、植木鉢で育っていた菊菜を数本取ってきて混ぜた。姑はこれを食べていたから良しとしよう。
 明日は1日、家でゆっくりと休ませることにしよう。おかゆながら、しっかりと食事ができていることで、少し私の気分も落ち着いてきた。 

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この記事へのコメント

2012年03月15日 22:25
どら焼きの行く末、どうせ忘れているだろうと、虎ちゃんがその後たべたとか。
私は「婆ちゃん、覚えていたのかなあ」とちょっと感激していたのだけど・・・・。
今日は、幸いにして私も責任ある予定ではなかったので、姑のディを断り、家で休ませた。
姑は1日中爆睡状態だった。
夕食時、何度言っても今が夜とは理解できなくて、
虎ちゃんが仕事から帰ってきたのと言ったら、「夜勤だったの」と言ったのにも驚いた。

でも、食欲も徐々に出て、熱も下がったのでありがたい。
ただ、私も同じだが老いは徐々に忍び寄っているのは否めない。
とにもかくにも、用事が済んだら横になりたいという雰囲気の姑だった。
いずれにせよ、今夜もおかゆではあったが、芋やカボチャの煮物などをしっかり食べていたので、ひとまず安心。
明日は、もう少し元気になっているといいな。
2012年03月15日 22:43
こんばんは。
毎日ご苦労様です。
家族は当たり前でもやはり疲れも来る事でしょうね。
たまには手を抜いてほどほどに頑張って下さい。
はなさんの身体が一番大切ですから。
2番が虎ちゃんの愛で3番のつぎぐらいに頑張って下さい。
色々な好物のメニューを考え手を尽くしてきっと愛が伝わっていますね。
私もはなさんが欲しいわ~~。
夫には内緒にします。
羨ましがると困るわ~。
私達も同じように1つづつ年を増やしていくんですね。
私も励まされているようで嬉しいです。
食べ物って大切食べてもらえるって嬉しいですね。
2012年03月15日 23:06
こんばんは。
佐藤初女さんの「おいしいと感じた時に細胞が動き出す」という御言葉を、よく思い出します。

そして、本日は「はなさん始末料理教室」に引き続き
「はなさんシンプル&デリシャス料理教室」に勝手に弟子入り致しました。
酒だけで煮る・・これを一番よくやっていたのは
大学生の時でした。思い出しましたよ。
でも・・
男性達はもっと刺激を欲しがるので・・
やらなくなっていました。

私と娘の為だけに作ってもいいなあ、と思いました。

関係ないようですが、老いたひと、は
栄養やらバランスやら、ではなく
食べたい時に食べたいものを喜んで食べればいい

私はそう思っています。

食べたいものを我慢してでも、一日でも長く生きたいならば
そうすればいいのですよね。

父を見ていると・・・
83歳で自分の歯が20本はあることも影響しているのか?量、ではなく質、に於いて、嗜好は若いのです。
好きなものを、量は少なくなっても食べられるうちに・・食べられるうちに・・
それも、苦しまずに・・

そう思ってしまいます。



2012年03月16日 20:47
さくらさん
病院の人達の前でうっかり口を滑らせると「あれもだめ、これもだめ、食事に気をつけてあげてください」と言われますが、駄目と言われるのは姑の好物ばかり^^;
今では、食べることが一番の楽しみですから、感謝して喜んで食べてくれればいいと思います。
ときどきふっと、味覚があまりわからなくなったのかなあと思うときもありますが、好きな物を見つけて「おいしそうやなあ」と嬉しそうに食べ始めるとホッとします。

本当は、最近の私はそれほど大変でもないのです。
昨年の3月に虎ちゃんが一旦退職してからというものは、どんどん施設利用が増えて、一年前には信じられなかったくらい自由な生活をしています。
孫達の近くに部屋があることも、災い転じて福となったもので、自分の幸運に感謝しています。
2012年03月16日 21:02
ベラさん
本当にその通りですね。
今では、食べることが一番の楽しみとなりますから、ほんの一口でも、とっても美味しいものを食べられたら幸せな気持ちになりますね。
姑はさんざん好き嫌いをしてきた人ですが、それで今まで生きてきたのですから、今更あれが駄目、これが駄目などと言いたくありません。
薬の関係で駄目な物は仕方がありませんけれど。

お父様、80歳で歯が20本とはすばらしい。
8020運動の権化ですね。
姑はかなり早くから総入れ歯です。
歯が丈夫ならなおさら、食べる楽しみを満喫できることでしょうね。
料理上手のベラさんの美味しい料理で、お父様の心を満たしてあげてください。
生きておられる間に、できるだけの事をしてあげてください。

私は食材の味を生かしたシンプル料理も大好きです。
北海道の知人からジャガイモをいただいたときには、ただふかして塩とかバターだけで食べたりします。
すごく美味しいジャガイモで、とても幸せ気分になりました^^
手抜き料理大好きです(^o^)
2012年03月17日 22:41
はなさん

お姑さま、具合はいかがでしょうか?
だんだんと手がかかるようになられるのでしょうね。

心をこめたはなさんの食事を食べられて幸せですね。

私の祖母も目が覚めると、昼か夜かわからなく
なりましたね。
好きなタバコを吸わなくなって3日目でしたね。
やはり、自分の好きなものをたべられるのが
一番、うれしいのでしょうね。
2012年03月19日 19:31
kyabetuさん
自分自身も老いを感じるのは、回復力がなくなったことですね。
以前は少々無理をしても、すぐに元気になったのですが、最近は気持ちだけは若くても、「あら?」と思うことがよくあります。
歳とともに、何か一つあると、ぐっと老いが進むようです。
体力が衰えた分、徘徊の不安は少なくなりましたが、姑にも私達にも少しでも負担が軽いような、ある程度の先の見通しについても考えていかなくてはならないと思っています。
でも、お陰様で、姑にも私達にも良い施設と巡り会ったことが幸運だと思っています。
施設利用で、私にもゆとりができると、食事などの配慮も余裕を持ってできることがありがたいです。

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