ちょいと思い出、そんな歳です。

明日は、虎ちゃんが出張なので、今日は珍しく、虎ちゃんと私と二人とも在宅でした。
それで、外の小さな物置の中の整理をしました。
あるわあるわあるわ@@;
漬け物の桶や重し、巻きす編みの道具、火起こしの道具、たくさんの畑グッズ、マルチシートやテープなど・・・・。
「もういらないね」と言いながら、車をバンにして、後部座席いっぱいに乗せました。
発泡スチロールの深い容器や、野菜の土、肥料などは、家庭菜園でも使えるのでまた物置に戻しました。
ついでに、枯れた山椒の木も切って、ゴミ処理場まで運びました。

物置に何が入っているのかも確認できて、有意義でした。
スキー用具が一式入っていましたが、虎ちゃんが「これはまだ置いておこう」と言いました。
そう言えば、正月に子はなちゃん達が来たとき、スキー場に行ったこともあったっけ。
昔は毎年年末には家族でスキーに行っていたものです。
ニセコの山頂から鼻水をつららにして滑ったことも懐かしい思い出です。
虎ちゃんは「歳をとったら、スキーはいいと思う。ウエーデルンなんてやらなくてもいいし、瘤の急斜面を滑らなくても、緩やかな斜面をゆっりとパラレルぐらいで休みながら降りたらいいんだ。自分のペースで大自然の中を楽しめるスポーツだからいい。」と言いますが、最近はあまりスキーに行ったことはありません。
暖冬で雪のない冬が多いせいもあります。

午後は虎ちゃんに運転をしてもらって、両親の施設に行きました。
今年の夏から、父と母は同じ施設で、父が1階、母が2階です。
ちょうど3時のおやつ前、車いすに乗った父を母の所へ連れて行きました。
認知症の父は、最初はほとんど無反応で、母は不機嫌そうでしたが。
そのうちに少しずつうなずいたり相づちを打ったりするようになりました。
虎ちゃんもわかるようになりました。
知り合いや親戚の様子なども尋ねるようになりました。
普段はそれらのことは父の頭の中からはすっかり消え去っている生活なのでしょう。

子供の頃、夏になると、父は背戸の紅葉の木と泰山木との間、地上2メートルほどの所に桟敷を作ってくれました。
私達は夏が近づくと「サンジキ」を楽しみにしていました。
夏休みはそこに座卓を置き、午前中は勉強を、午後は遊びました。
紅葉の木から「サンジキ」に上ると、生け垣を通り越して近くの道を歩く人が丸見えでした。
道路を耕耘機で通るお兄さんも、「いいなあ」と声をかけてくれました。
「サンジキ」から、そのまま紅葉の木に登って木の上から村の人々の生活を見ることもできました。
友達が通るとそこから声をかけました。
「サンジキ」の下には父の作ったブランコがかけられていました。
後に、「とにかく安全に安全にと、気をつけたんだ」と言っていたように、とてもがっしりと作られていました。
そして、しょっちゅう、サンジキの支えなどを点検していたのを覚えています。
後年、父は友人の大工さんの仕事を手伝っていたので、そんな仕事が好きだったのでしょう。

母は花が好きで、いろいろな花を家の周りに育てていました。
花の名前は、本好きの祖父(父の父)がよく知っていたと言います。
今年も、母の育てた秋明菊が咲いています。
画像


誰にも老いは来るものですが、誰にも一生懸命に生きた人生があると思います。
もちろん、姑も彼女なりに、家族のために正直で一生懸命でした。

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この記事へのコメント

2011年10月23日 23:06
おふたりで物置の片付けなさったのですね。
なかなか、我が家も片付けられません。

ご両親の思い出。ほんと、自分も何もわからなく
なったら、どうなるでしょうね。

ご両親が同じ施設でよかったですね。
少しでも、お互いに顔が見えるってことは、
安心なさるでしょうね。
2011年10月24日 09:38
kyabetuさん
両親が同じ施設には入れたのは今年の夏なのですが、ささやかな安心です。
特に認知症でない母にとってはたまに父に会えることは最高の喜びのようです。

片付け、若い頃は、「今後役に立つかも知れない」という観点が大きかったのですが、歳をとると「もう必要ないだろう」とどんどん捨てられるものなのですね。
片付けたまま忘れていた物もたくさん見つかって・・・それで半日、時を過ごしたりしていました。

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