わらべ唄から「オムツ替え」

 石川県の竜雲寺保育園では数年前からわらべ唄による保育をしています。最近はそれが大変効果的で、穏やかな子供が育っているとのことで、去年は文科省の人が見学にきたということです。報告を受けたので、私も心ある人たちにお伝えしたいと思いました。もともとは岩手の阿部ヤエさんが伝承していたもので、今はそのお孫さんが引き継ごうとしておられるようです。
 わらべ唄は、読み書きの出来ない民衆が生活の知恵や子育ての方法を語り継いだと言われています。ある人はお子さんが生後3ヶ月ぐらいのときにわらべ唄と出合ってとりこになったと言いました。彼女はおむつ換えのときに、子供が暴れて大変だったのが、全く問題なくニコニコとおむつ換えをさせてくれるようになったと言っていました。わらべ唄で声かけをすると、母親もまた落ち着いてくるのだそうです。ポイントは目を見つめて語ることです。逃げ回る子供を「もうっ!」「おとなしくして!」とイライラすることがピタリとなくなったということです。
 今日はその中から「オムツ替え」のときの言葉かけを少し紹介します。

まず「くせぇ くせぇ くせぇ」と鼻をつまんでみせます。これはオムツが汚れているよと知らせるつもりで。また、赤ちゃんに自分の状態を客観的に知らせる意味でも、赤ちゃんのときから「今はオムツ替えのときだよ」と伝えることが大切。
「ごろん ごろん ごろん」と「ねんね」は、横になろうねと促す言葉かけです。
目を合わせて「いたぁ (ここにいるよ)」「れぇろ れぇろ れぇろ」「あっぷぅ~」はこちらを見てねと気を向けるための顔遊び。
4.5ヶ月以上なら「あんよあげて」と、参加型でオムツ替えをすると言う意気込みで伝える。すると、そのうちあかちゃんは自分の手で両足を持ち上げるようになるそうです。「はい、お尻をあげて」というと、腰を浮かせてくれるようにもなるとか。
「よっこよっこよっこ」「のびのびのび」と縮めている足を伸ばして、新しいオムツを敷いて膝をなでながら声かけをする。これは、お尻がしめっているからしばらく風に当てて乾くのを待つ意味と、オムツを取られて緊張している赤ちゃんの気持ちをほぐすための”気直しの遊び”
「ちょつちょつちょつ」としばらく遊んでから、さあ裸のままでは恥ずかしいよと声をかけて、オムツを当ててかくします。
おわったら、「きれいになったね、気持ちいいでしょう」と褒める。お尻はいつもきれいにしておく所と教え、オムツを外すのはお尻をきれいにすることなんだと赤ちゃんに分からせるため。
「こちょこちょこちょ」と赤ちゃんの脇を2.3どくすぐる。笑ったら上機嫌で体も健康。むずかるようならお腹が痛いか、オムツがすれたり挟まったり?何か具合の悪い証拠なので、健康診断にもなるとのこと。

かなり、割愛して書きましたけれど、なかなか奥が深いでしょう。
最近は虐待の話も多いだけに、親子共に、一つの接触のチャンスを声かけをしながら余裕を持って接することの大切さを感じます。また、恥ずかしいと言うことを教えることもわらべ唄の課題の一つでもあります。

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